NEC、データセンター向けサーバにクアッドコアCPU搭載モデルを追加

 NECは7月27日、Express5800シリーズのデータセンター(iDC)市場向けラックマウント・サーバ「Express5800/iモデル」にクアッドコアCPU搭載製品「Express5800/i120Rg-1」を追加したことを発表した。出荷開始は8月27日からで、価格は226,000円(税別)から。

 iモデル最上位機種となる製品で、1Uサイズの筐体に低電圧版のクアッドコアIntel Xeon(1.6GHz/Xeon L5310)を2個搭載可能。低電圧版CPUを採用したことで、デュアルコアCPU搭載の従来モデルと比べて性能を約40%向上させながら、約5%の消費電力削減を実現した。

 NECではiモデルの動作検証を多彩なLinuxディストリビューションに対して実施しており、i120Rg-1はRed Hat Enterprise Linux、MIRACLE LINUX、CentOS、Turbolinux、Vine Linux、Debian GNU/Linuxでの動作が確認されている(公式サポートはRed Hat Enterprise Linuxのみ)。

 なお、今回の新製品発売に伴い、NECでは「Express5800 iDCビジネスサポートセンター」で提供している「導入前コンサルティングサービス」を強化し、ロケーションコスト低減やセキュリティ、運用管理面での最適化提案などのメニューを拡充したという。

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Express5800シリーズホームページ「8番街」
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Express5800 iDCビジネスサポートセンター
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