KDDI研究所、独自の高速データ転送プロトコル「SVFTP」Linux版SDK発売

 KDDI研究所(本社:埼玉県ふじみ野市)は、独自開発の高速・高信頼データ転送プロトコル「SVFTP(Swift Video File Transfer Protocol)」のソフトウェア開発キット「SVFTP SDK」Linux版を2007年12月1日に発売する。

 SVFTPは、HTTPやFTPなど従来のプロトコルと比較して、同一回線上で約3倍の高速転送が可能な独自開発プロトコル。また、回線断の際の中断箇所からの転送再開、ストリーミング再生、セキュリティ認証、データ暗号化、メッセージなどの機能が特徴。

 これまで、Windows版SDKを販売しており、放送事業者の番組素材転送システム、映像制作編集システム、現場取材映像伝送などでの採用実績がある。Linux版は顧客からの要望を受けてリリースした。

 開発環境はGCC 4.1.0が利用可能。価格は、ライセンス形態などにより異なり、要問い合わせ。【鴨沢 浅葱/Infostand】

KDDI研究所
http://www.kddilabs.jp/