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主要なものをここで説明しておきましょう。
ちなみに、ロードされている最後のコメントで次のコメントを表示させようとすると、ロードしていないコメントをロードしようとします。また、Shiftキーと上記のショートカットキーの同時押しで、現在のコメントを閉じることができます。つまり、Shift-Dキーで既読のコメントを閉じながらコメントを順に読んでいくことができます。
これは現在のコメントを表すマークです。マウスを使わず、ショートカットキーでコメントを読み進めることができますが、そのときの「カーソル」のような役割をします。
こちらでコメントを削除することはほとんどありません。コメントを投稿したのに表示されないのは、多分、モデレーションの結果、あなた自身のしきい値よりも低く判定されたのでしょう(こちらを参照)。しきい値を-1に設定すれば見えるはずです。
必要です。
スラドには、数多くのコメントが送られてきます。そして、そのすべてが読む価値のあるコメントとは言えません。ひどいものもあれば、素晴らしいものもあります。モデレーションは、パイプの中を流れる情報の中から、宝石とガラクタを分けるためのシステムです。そして可能な限り、サイトの読者にその責任を負ってもらおうというわけです。
システムの目標全体としてモデレーションシステムは非常にうまくいっていると考えていますが、そう思わない人も多いことは確かです。それは、人によってモデレーションに求めるものが違うからです。互いに相容れないモデレーションもあります。明らかにおかしなスコアが付けられることもあります。「荒らし」が「オフトピック」にフラグされたり、その逆だったりして、このシステムには欠陥があると感じるのです。
もちろん欠陥はあるでしょう。いろんな人のボランティアに頼っているわけですから。自分勝手な人もいれば、破壊的な人もいます。公平で一生懸命な人もいます。総合的に見て、皆さんの努力は素晴らしい、と我々は考えています。
それも考えましたが、やはり匿名で投稿できる機能は必要だと考えました。中には、重要な情報を投稿したいけれど、リンクされるのは嫌だという人もいます。当分の間は、Anonymous Coward(匿名の臆病者)は廃止しません。
定期的にスラドに来ている読者なら、ほとんど誰でもモデレータになれます。これにはいろんな条件が関係してくるけど、ログインしてスラドのコメントを見ていると、ときどき突然モデレータアクセス権が与えられることがあります。そうなっても何も心配することはありません。このFAQをよく読んで、そういう事態に備えておいてください。
人選の方法
モデレータの人選という問題は、このプロセスでも一番難しいところ。みんなは「誰でも」モデレータになれるべきだと言うが、悪用の危険が高いのでそれは避けた。その代わりに、モデレータ選びのシンプルな基準をいくつか設けることにしました。
これらの条件を適用することで、平均的読者でありスラドの貢献者である人々の有資格者集団が形成される(はず)。一定のインターバルで(厳密には30分おきに)、システムは投稿されたコメント数をチェックして、それに見合う数の有資格ユーザに「トークン」を与えます。そして一定の数のトークンを受け取ったユーザがモデレータとなる。つまり、実際にモデレータアクセスを得るには、たくさんのスライスで有資格者となっていなければならない。こうすることでみんなに順番が回ってくるし、誰もシステムを悪用できないし、定期的にスラドを訪れる読者だけがモデレータになれるというわけです;)
モデレータがアクセス権を与えられると、一定の持ち点が割り当てられます。コメントをモデレーションするたびに持ち点を使い、持ち点がすべてなくなった時点で終了。次にモデレータになる順番を待ちます。
モデレートするには、コメントの横のドロップダウンリストにある、"フレームのもと"や"役に立つ"などの形容詞の中から1つ選びます。悪い意味の言葉を選ぶとコメントのスコアが1ポイント下がり、良い意味の言葉を選ぶとコメントのスコアが1ポイント上がります。コメントのスコアは-1~5までの絶対値で表されます。ログインしているユーザのコメントの初期値は1で(カルマによっては0や2の場合もあり)、匿名ユーザ場合は0です。
モデレータは、自分が投稿しているディスカッションはモデレートできません。これは権利の乱用を防止するためで、異論も多いが、変えるつもりはありません。十分な読むだけで投稿しないROMがいるのですからね。あなたが投稿したいのなら気兼ねなくしてください。
モデレーションポイントを使わないでいると、何日か後に期限切れになります。期限が切れると待機者リストに戻り、またいつかアクセスが与えられることになります。
ポイントを下げることよりも、良い刺激になるよう心がけてください。モデレーションの本当の目的は、有益なコメントを発掘してほかの人の目に触れさせることです。ただし個人的な趣味でモデレーションしないように。公平さが大事です。自分の考えと違うからとか、共感できるなどの理由で、スコアを下げたり上げたりしないでください。これは意見の共有の場です。藁の山から針を見つけ出し、スラドにスパムしたがる人間を抑制するためのシステムなのです。
スラドの編集者は無制限のモデレータポイントを持っています。ただし、ほぼ使うことはありません。よほどのガラクタを発見すれば別ですが。
編集者に無制限のモデレーションを認めるのはどうも本質的に不公平だという意見もあるでしょうが、スラドの目標の1つは、さまざまな読み方の習慣を持ついろいろな読者にとって読みやすいコンテンツを作成することにあります。これが大多数の読者にとって議論の進展に役立つと信じているので、このままの形で続けるつもりです。
何ポイント以上のコメントを自分のブラウザで表示するかを設定するための機能です。コメントには-1~5ポイントまでのスコアが付けられています。自分のしきい値もこの範囲で設定できます。たとえば、しきい値を2に設定すると、2ポイント以上のスコアが付いているコメントしか表示されません。-1に設定するとすべてのコメントが表示されます。0に設定するとほとんどのコメントが表示されます。1にすると、Anonymous Cowardsのコメントはほとんど表示されなくなります。しきい値を高くすればするほど、表示されるコメント数は減り、当然コメントの質は高くなります。
カルマとは、主にあなたのコメントが過去にどのようにモデレートされたかを表すスコアです。カルマは「サイテー、ダメかも、からっぽのキャンバス、ぷらす、たっぷり」というレベルで構成されます。投稿したコメントが良い評価を受ければカルマは上がります。逆に、投稿したコメントが悪い評価を受ければカルマは下がります。
モデレーション以外にもカルマに影響を与える要素があります。あなたがストーリーをタレコんで、それを我々が採用することにした場合はカルマが上がります。さらに、メタモデレーションによってもカルマが変わることがあります。これは、良質なモデレーションを奨励し、悪質なモデレータからアクセス権を剥奪するためです。
「おもしろおかしい」という評価を受けてもカルマは変わりません。単なる知ったかぶりではなく、賢明である必要があります。
カルマは、スラドにおけるあなたの活動、すなわち投稿、モデレーション、およびタレコミの総計です。これは単なるデータベース内の数値にすぎません。カルマにはサイテー、ダメかも、からっぽのキャンバス、ぷらす、たっぷりというレベルがあります。
上限はあります。現在は「Excellent」(たっぷり)に定められています。これは、アホみたいにカルマを積み立てておいてモデレーションを逃れる、という行為を防止するためです。反対意見もありますが、現在のところすべてのアカウントに上限が適用されています。
カルマはモデレータの人選に使われます。ディスカッションボードへのスパム行為に使われているユーザアカウントのカルマは普通とても低くなります。
また、カルマの高いユーザにはボーナスポイントが与えられ、それによってカルマのレベルが上がることがあります。ログインユーザが投稿したコメントは普通1ポイントに設定されますが、カルマの高いユーザの場合は、2ポイントから始まります。つまりこれは、良き参加者へのごほうびであり、悪しき参加者への罰というわけです。カルマがとても低いユーザの場合、ログインユーザでも+1がもらえないことがあります。非常に悪質なユーザの場合は-1になることもあります。
モデレートしたり投稿したりしている人のカルマは、モデレーションやメタモデレーションによって変動します。これは普通のことなので心配いりません。カルマは、単にモデレータ候補者を決めるために使うデータベース上の数値であり、あなたのIQや人間性にかかわるような問題ではないので、あまりこだわらないでください。
カルマの下限は「Terrible」(サイテー)です。カルマのレベルについて詳しく知りたい場合は、「カルマの「Good」や「Bad」などは何を意味するのですか?」を参照してください。
カルマが非常に低くなると、投稿のスコアが-1になり、モデレータの目に触れる機会が減るため、それ以上カルマを下げるのは難しくなります。
ボーナスを獲得したのは良き投稿者であったからです。ボーナスを獲得したおかげで、ほかの人よりちょっと「大きな声で」話すチャンスが与えられました。しかしどんな権利にも責任は付き物ですね。ボーナススコアの獲得を正当化しなければなりません。声が大きいほど、モデレーションで低い評価を下されやすくなります。そうならないためには、モデレータを納得させるような面白い話題を提供しなければなりません。これこそがこのシステムのよくできたところであって、カルマを積み上げておいてたわごとを投稿するという行為の防止に役立っています。
モデレートしてください!コメントを(できればしきい値を低くして)読んで、おもしろいだとか、単なるオフトピックだとか思ったら、ドロップダウンリストからオプションを選ぼう。選んだら[モデレート]ボタンをクリック。簡単でしょ。
そのとおりです。しかし、いったん「Excellent」(たっぷり)になったら、それより上には行きようがないということを忘れないでください。あなたはすでにボーナスポイントを獲得しています。それ以上に何をお望みでしょうか。カルマはその性質上、かなり大きく変動します。カルマの上限になると、最高値でその変動が多少ぶれる傾向がありますが、わずかなぶれであり、これは普通のことです。特に大した意味はありません。罰ではなく、物事の普通の流れにすぎないのです。
モデレータポイントを使い果たしたか、または期限切れになったんでしょう。モデレーションはいつ順番が回ってくるかわからないし、任命されたらちょっとだけ仕事して、ポイントがなくなったら終わりです。
(注)モデレート可能なコメントかどうかのチェックはコメントごとに行われます。 IPID などのチェックやコメント投稿日時のチェックをしています。 たとえば、同一 IPID からの投稿はモデレートできませんし、 投稿から一週間以上経ったコメントもモデレートできません。
そうは考えていません。なぜなら、スコアが低くてもコメントが削除されることはないからです。生のノーカット版スラドがお好みの方は、しきい値を-1に設定してお楽しみください。ちょっと設定を変えればいいだけです。
良いコメントとは、面白いもの、洞察に優れたもの。ディスカッションに役立つ関連情報へのリンクがついているもの。オフトピックでもなく闘争的でもない。誰かを中傷したり、見解が違うという理由で個人攻撃するものでもない。
わたしのお気に入りの「悪いコメント」またはオフトピックコメントとは、「スラドはダセェ!」とか「こんなのオタニュースとは言えん!」とか「○○をモデレートせよ!」とか言うもの。そりゃ真実も含まれてるけど、まずオフトピック行き間違いなし。
カルマを高める10のヒント:
システムの悪用を防ぐためのフィルタがいろいろあります。最も重要なものは、同じ人が短時間に何度も投稿できないようにするフィルタです。また、短期間に同じ人が何度もモデレーションで低く評価された場合は、そのユーザに一時的な禁止期間(冷却期間)が課せられます。
ほとんどの人はこういうフィルタに引っかかることはないはずです。何もしていないのにフィルタに引っかかった場合はお知らせください。
誰かがよそからテキストをコピーし、それがコピーであると言わなかったり、出所を示さなかったりした場合は盗用になります。「余計なもの」としてモデレートするか、遠慮なくリンクを投稿して警告してください(匿名がいいでしょう)。
ユーザーがコメントを投稿するストーリーでは、投稿者とあなたの関係を表す次の7つのいずれかのアイコンがコメントの横に表示されます:
トモダチ
ファン
フツー
テキ
アンチ
トモのトモ
トモのテキ
トモダチの詳細については、「トモダチと日記システム」をチェックしてね。