How to install svvitch development project

サンプルの実行までの流れ

まずはダウンロードしたzipファイルを解凍しまししょう。作成されたディレクトリには最低限実行に必要なファイルとサンプルの設定ファイルと素材が入っています。実行するまえに、設定ファイルを確認しましょう。switch-config.xmlが基本的な設定のファイルですので、テキストエディタで開きます。メモ帳で開くと改行がうまく表示されないかもしれませんので、その他のフリーウェアを使用すると便利です。設定ファイルはXML形式になっています。<config><display><fullscreen>の設定を確認して、<fullscreen>'''false'''</fullscreen>になっていればOKです。では、"switch.exe"を実行してみましょう。次のような縁無しのウィンドウが表示され、やがてその中の一部に動画が現れたと思います。なお、起動したときにセキュリティに関する確認のダイアログ等が表示されると思います。switchにはデフォルトで9090ポートをwebサーバとして使用しますので、それに関するダイアログも出ると思いますので許可してあげてください。

送出画面1

"switch.exe"ができるのはこれだけです。設定ファイルに従って動画や静止画を決められた形で表示する。ちなみに終了するにはウィンドウをアクティブにして'''ESC'''キーを押してください。送出画面に表示されているステータスを消すには'''s'''キーを押してください。もう一度押すと再表示されます。現在使用するキーはこの2つだけです。設定ファイルは全てXML形式のテキストファイルになっていますので、テキストエデ使えれば、動画や静止画をフォトフレーム的に連続表示しておくくらいはこれだけでできます。でも、幾つかのプレイリストを作っておいて切り替えたり、パワーポイントのようにプレゼンの進捗に合わせて切り替えたりしたいですよね?そこで、運営アプリのサンプルも用意しました。ジャン!
これは AdobeAIR を使って作ったサンプルのアプリです(バージョンによって多少レイアウトは違います)。switchはフルスクリーンで動作させるのを標準で考えていますので申し訳ありませんがネットワークで接続した別のPCを用意してください(1台でもできなくはないですが、最新コードはローカルで使うには工夫が必要です)。先ほど解凍していただいたディレクトリの中に"airSvvitch.air"というAIRアプリのインストーラがありますので、AdobeAIRのランタイムをセットアップしてからインストールしてみてください。インストールが終わるとディスプレイの選択画面が現れます。これが起動直後の画面です。
名前とswitchが動いてるPCのIPアドレスを入れて"add"ボタンを押すと下の表に追加されます。編集ラジオボタンを選択状態にして、上のバー中央の"操作する"ボタンを押すと先ほどの運営画面が表示されます。サンプルでは、"動画サンプル"と"black"というプレイリストが登録されていると思いますので、中央のプレイリストタブの中から"black"を選んでください。すると右上の方にある"準備コンテンツ"というところに"black 黒"が表示され、"svvitch"ボタンが緑色になりましたね!この状態で"svvitch"ボタンを押すとswitchの画面は黒に切り替わります。このように、プレイリストをいくつか登録しておいて、イベントなんかの進捗に合わせて映像を切り替えていく、という操作ができました。このAIRアプリでは、先ほどの操作の他にも、素材の登録をする機能、プレイリストを編成する機能を備えていますので、switchを使うのに最低限の機能はこのGUIからできると思いますので、活用してみてください!! このように、"switch"はWebAPIを使って映像送出に関する操作をWeb経由でできるようにしてみました。ですので、アイディア次第ではインターネット経由の広域サービスにしたり、WLAN経由でiPhoneやiPadで運営できるようにしたり、なんてことが実装できるのではないでしょうか。
細かい操作方法の説明はおいおいまとめていきたいと思いますが、ぜひ皆さんのアイディアも形にしてみてください!!!